労務通信2021年5月号

新型コロナワクチン接種

長野県では4月上旬から65歳以上の方への新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種が始まりました。

基礎疾患を有する方、高齢者施設等の従事者、16歳以上の方…と段階を追って接種が予定されています。

従業員が新型コロナワクチンの接種を受ける際の取り扱いについて今から検討しておきましょう。

Q)新型コロナワクチンの費用負担はどうなるの?

A)無料(全額公費) です。有料だとして金銭等をだまし取ろうとする詐欺があるようですので注意してください。

接種時期が近付いたら市町村から接種のお知らせが届きます。

Q)ワクチン接種を義務付けることはできる?

A)強制することはできませんが、ワクチン休暇など接種しやすい環境を整えることでワクチン接種を後押しする例があります。

Q)就業時間中のワクチン接種、欠勤でいいの?

A)現時点では、企業にどのような対応をするべきかは定められていませんので、各企業で欠勤扱いにするのか、特別休暇にするのか、年次有給休暇にするのか等の対応を検討してください。

新型コロナ感染拡大防止の観点からみれば、欠勤等の扱いにすることなく、勤務免除(有給)で対応してもらえるといいと思います。

ワクチン休暇や副反応に対する休暇を設ける としている企業もあるようです。

副反応についても、欠勤扱いにしないなど柔軟な取り扱いをする企業が出てきています。

 

※厚労省 新型コロナウイルスワクチン接種高齢者向け総合案内より抜粋

 

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